学校概要
学校の概要
本校は昭和59年4月に設置した沖縄県立宮古高等学校伊良部分校が、昭和61年4月に沖縄県立伊良部高等学校として独立開校し、現在に至っています。
開校以来、文部省・県教育委員会の諸々の研究指定を引き受け、実践・発表してきました。
・平成13年12月・・・文部科学賞指定「中高一貫教育推進校」最終発表
・平成15年11月・・・租税教育推進校として国税長官より感謝状
・平成15年12月・・・文部科学省指定「次世代ITを活用した未来型教育研究」最終発表
・平成16年04月・・・2学期制スタート。0校時スタート。
・平成16年12月・・・創立20周年記念式典・祝賀会
・平成17年01月・・・県教育委員会指定「生き生き活性化支援事業」研究発表
・平成26年06月・・・創立30周年記念式典・祝賀会
・平成28年02月・・・県教育委員会指定「生き生き活性化支援事業」研究発表
・平成30年07月・・・募集停止
設置学科及びコース等
普通科3学年1学級の1学級編成になっています。平成27年度入学生からはコース制を廃止し、普通科各学年1学級となります。
これまで同様、生徒の多様なニーズに応えることができるようにカリキュラムを編成しています。
学校経営
1 教育目標
教育基本法及び学校教育法の精神に則り、県の教育施策を踏まえ、自ら学ぶ意欲を育て、学力の向上を目指すとともに、豊かな心と健やかな体を育成し、郷土の自然と文化に誇りをもつ創造性国際性に富む人材を育成する。
2 教育方針
(1)主体性を身につけ学力の向上を図るとともに、目的意識を持ち、ねばり強く自己実 現をめざし努力し続ける自己肯定感の高い生徒を育成する。
(2)豊かな心と健やかな身体を養い、基本的生活習慣の確立した生徒を育成する。
(3)本校生徒として自信と誇りを持ち、郷土を愛する心を培うとともに、郷土や国際社会の発展に寄与する
態度を育成する。
(4)自らの個性を生かし社会の変化に主体的・創造的に対応できる能力を育成する。
3 校訓
「自主」 「誠実」 「創造」
4 学校教育目標
自ら学び、考え、行動する生徒の育成とともに地域発展に寄与する人材の育成
5 目指す生徒像
(1)基本的生活習慣の確立された生徒
(2)学力の向上を目指し、主体的に学習に取り組む生徒
(3)豊かな心を持ち、身体を鍛え、責任ある行動が取れる生徒
(4)自信と誇りを持ち、自らの夢の実現に努力する生徒
(5)地域を愛し、地域の発展に貢献する生徒
(6)広く深く社会を見つめ、社会の変化に対応できる力を持つ生徒
6 本校が目指す教育の姿
(1)目指す学校の姿
○豊かな学びと思考力を育む学校
○健全な体力と行動力を育む学校
○世界を見つめ世界に羽ばたく夢を育む学校
○地域を愛し地域に貢献する人材を育む学校
(2)目指す学校管理者の姿
○「自主」「誠実」「創造」の校訓の具体化、具現化の方策を図り、その実現のため、教育計画に
沿って学校づくりを推進する。
○生徒、教職員、保護者、地域の優位性を引き出し、学校・地域づくりを推進する組織体制を
構築する。
(3)目指す教職員の姿
○基礎学力の定着と学力向上を目指し、夢実現に挑戦する生徒を育成する。
○自らの能力や技能を磨き、豊かな教育活動の創造に参画する。
○生徒や地域に積極的に関わり、優位性のある学校・地域作りに取り組む。
(4)目指したい保護者の姿
○生徒の夢と希望を育み、目標となる保護者
○生徒の規範意識の模範として、毅然とした態度で接することのできる保護者
○学校やPTCAの教育活動に参加し、生涯学習を目指す保護者
(5)目指したい地域の姿
○学校を中核とした相互の交流による学校と一体化した地域
○学校行事や課外活動等を通して学校の教育環境を整える地域
○各字会や地域の事業所等との連携を通して生徒を導く地域
7 学校経営方針
(1)本校の校訓「自主」「誠実」「創造」を基本理念に、地域発展に寄与する人材を育成するとともに広く
文化の継承を目指し、時代の変化にも対応した教育の充実に努める。
(2)一人ひとりの生徒を大切にする教育を推進し、基本的生活習慣の確立、学力の向上と体力の増進を
図り、教科指導並びに生徒指導・進路指導の充実に努める。
(3)教職員が教育に対する愛情と使命感を持ち、教育のプロとしての専門性と指導技術を駆使し
「生きる力」を育み、生徒一人ひとりの「進路の実現」に努める。
(4)望ましい人間関係を構築し、協働体制のとれた職場づくりに努める。
(5)同窓会、地域社会、教育関係機関と連携し「開かれた学校づくり」に努める。
(6)中高連携教育の優位性を生かした教育実践の一層の充実に努める。
8 本年度の努力目標
(1)学力向上の推進
① 「主体的・対話的で深い学び」を目指した授業の工夫・改善及び実践
② 生徒の実態に応じた合理的配慮のある、個に応じた指導の充実
③ 自ら学ぶ(自主学習)意欲の育成による主体的な学習態度と習慣の育成
④ ICTや図書館の計画的な活用等、指導方法及び授業内容の工夫・改善
(2)生徒の健全育成の充実
① 生徒指導方針の共通理解及び全職員協力体制による問題行動等の未然防止
② 保健・安全指導の徹底による心身の健全な発達と事故防止
③ ホームルーム活動、生徒会活動及び課外活動の充実による人間関係形成能力の育成
④ 保護者、同窓会、地域社会及び関係機関との連携による体験活動の充実
(3)進路指導の充実
① 生徒一人ひとりの能力・適性等に応じた進路指導の徹底による進路実現
② 教育活動全体を通した組織的・計画的・継続的なキャリア教育の充実
③ 進路決定100%を目指した組織的・計画的・継続的な進路指導の実践
④ 保護者や関係機関等と連携した進路指導の充実
(4)特別活動と課外活動の充実
① ホームルーム活動の充実による学校生活の充実・向上
② 自主的・主体的な生徒会活動による自治的能力、責任感の育成
③ 学校行事の活性化による帰属意識や連帯意識の深化と社会性の育成
④ 課外活動の活性化による学校生活の充実
(5)教育環境の整備充実
① 適正、安全を期した施設備品の維持・管理
② 情報システムに係る備品等の充実及び効率的運用
③ 校舎、校地の清掃・管理の徹底並びに植栽による快適な教育環境づくり
④ 図書館の整備と図書の充実
(6)保護者・地域社会との連携・強化
① 保護者・地域社会との連携強化による本校の教育目標達成
② PTCA行事、学校行事等への地域の方々の参加促進による教育活動の活性化
③ 学校評議員や地域人材の活用等による開かれた学校づくり
(7)校内・校外研修の推進
① 校内研修の計画的な実施
② 校外研修参加の推進
③ 研修成果の共有推進
(8)閉校に向けた取り組み
① 閉校関連事業の実施に向けた関係者や関係機関との調整・連携
② 閉校関連事業の組織的・計画的な取り組み
③ 備品、文書等の計画的で円滑な整理
生徒会活動・部活動
生徒会活動は、学校の教育計画の中で「特別活動」の一環として、生徒の自主・自発的活動を行っています。
本校では現在5の部活動・同好会が活動をしています。体育系では男子バレーボール部が県高校総体において、平成16年度には、県総体、県新人、県春高の3冠に輝きました。平成25、26年度は2年連続で全九州選抜高等学校バレーボール大会に出場しています。また、平成27年度の全日本ビーチバレージュニア男子選手権では準優勝、平成28年度の同大会でも3位という結果を残しています。ICT部は沖縄県高等学校IT選手権大会計算部門団体では、平成29・30・31年度を3連覇しており、全国パソコン技能競技大会情報処理技能競技団体では、平成29・30年度2年連続で3位入賞をしています。令和元年度途中から、男子バレー部は宮古総合実業高等学校と合同で活動しています。